【ダイソンSV10】互換バッテリー交換DIY！ジャンクで買った掃除機を再生【作業時間5分】

先日の話なんですが実家の母親から連絡があったんです。

その掃除機というのは、ぼくが以前ハードオフで買った中古のダイソン（ジャンク扱い）だったんですよね。

そこで、まずは口頭にて母から症状をヒアリングしました。

ジャンクせどらーとして多くの商品を触ってきた経験値もあり、原因はこういったコードレス家電の弱点であるバッテリーの劣化だろうと容易に推測できました。

そこで今回はAmazonで安めの互換バッテリーを買って、再びダイソンのV8 fluffy SV10を延命させた話を綴っていきます。しかし名前長すぎ。

＼ 1年保証・PSEマーク付き！ ／

ダイソンSV10が2〜3分で止まる症状

こちらのダイソン掃除機V8 Fluffy SV10のジャンク理由は「使用感ありのため」。

その場での試運転では問題なく吸引できましたが「バッテリーの劣化具合が不明」という懸念点は残ります。

しかし将来的にそれもバッテリー交換で解消するだろうと予想していました。

もともと売るつもりだったダイソンの掃除機

普段もぼくは奥さんの実家に寄るついでにハードオフに行くくらい働き者な男なんですが、その辺は案外公私混同していたりして、あわよくば私物で使ってヨシ、売ってヨシみたいな商品にもちょいちょい反応していたりします。

2024年の春に購入、というか仕入れたこちらのダイソン、年末の大掃除時期のタイミングで2万で売れていることが確認できます。

ダイソンの掃除機って新品ではなかなかな金額ですが、中古なら手は出しやすいからけっこう型落ちの商品でも活発に取引されていたりもするんですよね。

それでいてアイロボットのルンバなんかもそうなんですけど、この手の商品は「互換品」の類も充実してるおかげで消耗品も少額で手に入ります。

関連記事：【ルンバ870】消耗品は互換で安く交換｜バッテリー以外もAmazonでは充実

ダイソンの掃除機はそんな過去の経験とアイデアから購入、っていうか仕入れたのでした。

すぐに売らずに実家で使ってもらうことにした

ダイソンの掃除機はバッテリー交換したらすぐ販売するつもりだったんですが、近所に住んでいる高齢の母親と先日ある会話を交わしていたのを思い出しました。

そういや母ちゃんが実家の2階用に掃除機欲しいって言ってたな……

50を過ぎた息子であるぼくの母親、ってことはご察しの通りうちの両親はまぎれもない後期高齢者。

「親孝行、したいときに親は無し」

そんな言葉、聞いたことありますよね？

そういった経緯もあって「じゃあ試運転がてら使ってよ」という名目で母親に引き渡したダイソン。

中古でバッテリー劣化度合も不明な状態でしたが、約1年間けっこう頑張って働いてくれたみたい。

だったんだけど、母親から

と相談があったんですよ。

さすがに中古購入のダイソン、1年使えただけでもラッキーだし、これはもうバッテリー劣化の時期だろうなと確信。

ダイソン純正バッテリーはお高め【大容量の互換品を購入】

しかしながらダイソン純正のバッテリー価格は、公式サイトを確認すると1万弱。

即却下となりました。

しかもあとで気づいたんだけど純正だと容量が2800mAhしかないんですよね。

項目	純正バッテリー	互換バッテリー
バッテリー容量	2800mAh	5000mAh
金額	約1万円	約5千円
バッテリー交換作業時間	同じ	同じ
運転時間	最長40分	約1時間（マイキー調べ）

一方、Amazonでは5000円前後の互換品が多数出ていて、評価もそこそこ。

	純正品	互換品
容量	2800mAh	5000mAh
安全性	PSEマーク付き	PSEマーク付き
保証	1年間	1年間
信頼性	純正	互換品
価格	約1万円	約5千円
	詳しく見る	詳しく見る

容量も5000mAhで悪くない。

とはいえ言わずと知れた中華製、真偽のほどは定かじゃないから念のため保証期間1年を謳うやつを選択。

簡単5分！ダイソン互換バッテリー交換方法を解説！

ダイソン互換バッテリーの開封

外箱から見て分かるように、あからさまに中華のそれとわかるパッケージの互換バッテリー。

内容物は、バッテリーとエアフィルターみたいなやつ。

あと本体と接続する用のネジ、大2本と中1本。

ネジは元から付いてたやつも問題なく使えるので今回は特に使用せずに保管しておくことにしました。

バッテリー交換作業はプラスドライバー1本のみ

劣化したバッテリーを外す作業、まずはこの「ゴミ捨てふた」付近の黒いネジ大2本を緩める。

続いてこちらの本体グリップ部分にあるネジ1本を緩める。

すると、なんやかんやしてダイソン本体からバッテリーを抜き取ることができる。

なんだけど、このゴミ捨てふたのところを開ける動作が激ムズなレベル。

ふつう、こういうのって写真の「赤いツメ」のところ押したらパカーって開くんじゃないの？？？

開け方はこちらの動画を参考にさせてもらいました。

しかし、なんで上も下も開けなあかんねん……

使用者目線で考えたら開発段階で分かりそうなものだけど、やはりこの辺の家電の使いやすさなんかは日本メーカーの方が絶対良いと思いますね。

でもまあ、外すことさえ出来ればあとは元に戻すだけなので簡単。

意外とあっさり新しい互換バッテリーの交換完了。

おまけのフィルター交換

せっかくなので、互換バッテリーといっしょに付いてきたフィルターらしきものも交換してみます。

青いところをつまんで引っ張ったら抜ける。

いちおう並べてみる。左が古い方で、右のが新しいやつ。

いや、汚れてなくない？（2回目）

バッテリー交換後の使用感を母にたずねた【問題なし】

互換バッテリーに交換してから念のため、ぼくも数回フル運転させてみたけど、特に発熱も異音もなし。

後日、母に使用感を聞いてみたら「ちゃんと最後まで掃除できたわよ〜」との報告あり。

いまのところ、純正との差は特に感じてなさそう。めでたしめでたし。

ダイソンのバッテリー交換まとめ【実家の掃除機は互換品でも元気に復活！】

以上、あっという間に今回もジャンク商品を安価で購入してリユースすることができました。

ハードオフにて5500円で拾った、ジャンクのダイソンの掃除機。

母親に使用してもらってからちょうど1年後にバッテリー劣化に見舞われたものの、Amazonのタイムセールで互換品のAWANFIをチョイス、短時間のドライバー1本の作業で見事に復活を果たしました。

ダイソン本体の5500円とAWANFIを合わせてもおよそ1万円で、さらにもうしばらく親孝行してくれそうな感じです。

後期高齢者の母も満足、ぼくも「母の日のプレゼント」として交換してあげることができてニッコリ。

なにより今回のブログのネタになったのも良かった。

ダイソンのコードレス掃除機って、新品だと高いけど、中古＋バッテリー交換で意外と長く使えてしまう。

今回も「家族の困った」をきっかけに、自分の直しスイッチが入った感じで、あらためて今後も良い買い物をしていきたいなどと思った次第です。