
先日の話なんだけど、実家の母親から「最近、掃除機が充電してもすぐ止まるのよ〜」という連絡があった。

それ、たぶんバッテリーじゃない?
と言うのも、その実家の掃除機はぼくが1年前にハードオフで買ったダイソンのやつだったから。
今回はAmazonで安めの互換バッテリーを買って、再びダイソンのV8 fluffy SV10を延命させた話を綴っていく。名前長すぎ。
ダイソンSV10が2〜3分で止まる症状
もともと売るつもりだったダイソンの掃除機
普段もぼくは奥さんの実家に寄るついでにハードオフに行くくらい仕事熱心な男なんだけど、その辺は案外公私混同していたりしてあわよくば私物で使ってヨシ、売ってヨシみたいな商品にもちょいちょい反応していたりする。
このダイソンの掃除機もその流れで買ってみた商品。

2024年の春に購入、というか仕入れたこちらのダイソン、年末の大掃除時期のタイミングで2万で売れている。
ダイソンのブランディングもあって、新品ではなかなか手が出ない価格帯だけど、中古なら手は出しやすいからけっこう型落ちの商品でも取引されていたりする。
それでいてルンバなんかもそうなんだけど、この手の商品は「互換品」の部品も充実してるので、少額で消耗品も手に入るので長期的に保有してても案外トータルコストは抑えられる家電だったりする。
ダイソンの掃除機はそういった判断で購入、っていうか仕入れたのが経緯。
すぐに売らずに実家で使ってもらうことにした
だったんだけど、近所に住んでる高齢の母親とある会話を交わしていたのを思い出した。

そういや母ちゃんが実家の2階用に掃除機欲しいって言ってた…
50を過ぎた息子であるぼくの母親、ってことはご察しの通りうちの両親はまぎれもない後期高齢者。

最近、2階に掃除機を持って階段上がるのが疲れちゃうのよねえ

そうかー…
「親孝行、したいときには親は無し」
そんな言葉、聞いたことありますよね?
ということで「試運転がてら」という名目で母親に引き渡したダイソン。
中古でバッテリー劣化度合も不明な状態だったけど、約1年間けっこう頑張って働いてくれたみたい。
で、母親から「最近は充電ランプは満タンなのに、2〜3分くらいで止まっちゃう」と相談が。
さすがに1年使えば、それなりにバッテリーも劣化してくるだろうし、「それ、バッテリーへたってるかもね」とアドバイスをした感じ。
純正バッテリーは高すぎる、互換品を選択
ということでダイソン純正のバッテリー、公式サイトを確認すると1万弱。即却下となった。
しかもあとで気づいたんだけど純正だと容量が2800mAhしかないんだよね。
一方、Amazonでは4000円〜5000円台の互換品が多数出ていて、評価もそこそこ。容量も4000mAh以上とかで悪くない。
言わずと知れた中華製、真偽のほどは定かじゃないから念のため保証期間1年を謳うやつを選択。

ということで今回は実験も兼ねて、比較的レビュー評価の高かったAWANFIっていう聞いたこともない互換バッテリーを選んでみた。
交換作業自体はカンタンだけど、ダイソンは使い勝手悪すぎ
AWANFI互換バッテリーの開封

外箱から見て分かるように、あからさまに中華のそれとわかるパッケージの互換バッテリー。

内容物は、バッテリーとエアフィルターみたいなやつ。あと本体と接続する用のネジ大2本と中1本。ネジは元から付いてたやつも問題なく使えるから、今回は特に使用せずに保管しておくことにした。
交換作業はプラスドライバー1本のみ

劣化したバッテリーを外す作業、まずはこの「ゴミ捨てふた」付近の黒いネジ大2本を緩める。

続いてこちらの本体グリップ部分にあるネジ1本を緩める。

なんやかんやしてダイソン本体からバッテリーを抜き取ることができる。
んだけど、このゴミ捨てふたのところを開ける動作が激ムズなレベル。普通、こういうのって写真の「赤いツメ」のところ押したらパカーって開くんじゃないの??

母ちゃん、これ普段どうやって開けてんの?

なんかあっちこっち外してなんとか開けて捨ててるよ

。。。。。。。
ということで開け方はこちらの動画を参考にさせてもらった。しかし、なんで上も下も開けなあかんねん…
使用者目線で考えたら開発段階で分かりそうなものだけど、やはりこの辺の家電の使いやすさなんかは日本メーカーの方が絶対良いと思う。

でもまあ、外すことさえ出来ればあとは元に戻すだけなので簡単。
意外とあっさりAWANFI装着完了。
おまけのフィルター交換

せっかくなので、AWANFIといっしょに付いてきたフィルターらしきものも交換してみる。
青いところをつまんで引っ張ったら抜ける。


これ、汚れてなくない。。。?

いちおう並べてみる。左が古い方で、右のが新しいやつ。
いや、汚れてなくない?(2回目)
交換後の使用感を母にたずねた

交換してから念のため、ぼくも数回フル運転させてみたけど、特に発熱も異音もなし。
後日、母に使用感を聞いてみたら「ちゃんと最後まで掃除できたわよ〜」との報告あり。
いまのところ、純正との差は特に感じてなさそう。めでたしめでたし。
ダイソン互換バッテリー交換まとめ:実家の掃除機は元気に復活

ということで、今回もジャンク商品を安価で購入してリユースすることができた。
ハードオフにて5500円で拾った、ジャンクのダイソンの掃除機。
1年後にバッテリー劣化に見舞われたものの、Amazonのタイムセールで互換品のAWANFIをチョイスして、短時間のドライバー1本の作業で見事に復活を果たした。
ダイソン本体の5500円と合わせてもまだ総額1万円弱で、さらにもうしばらく親孝行してくれそうな感じ。
後期高齢者の母も満足、ぼくも「母の日のプレゼント」として交換してあげることができてニッコリ。
なにより今回のブログのネタになったのも良かった。
ダイソンのコードレス掃除機って、新品だと高いけど、中古+バッテリー交換で意外と長く使えてしまう。
今回も「家族の困った」をきっかけに、自分の“直しスイッチ”が入った感じで、あらためて今後も良い買い物をしていきたいなどと思った。

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