キャンプとカブで遊びたい、なんてタイトルのブログを運営してる人なのに、この記事を書いている2024年9月10日時点でぼくが乗っているバイクはHONDAのPCX125だったりする。
今回はこのPCXのリアタイヤ交換をすることになったので、ちょうどいいネタだし、そこらへんの経緯も含めて記事にしていく。
タイヤの寿命2万キロ説
上の記事では友人のバイクとして紹介しているんだけど、彼がバイクを買い替えにするにあたって引き取り手を探していた。なんだかんだで最終的にぼくが6万円で譲ってもらったのがおととしの話。いい買い物ができた。ちなみに友人はいまハーレーに乗っている。
PCX125の現在の走行距離と状態
実はPCXは普段そんなに乗ってなくて、現時点の総走行距離21,881km。友人が2万キロ弱乗った状態から、ぼく自身は譲ってもらって以降トータル10回も給油してないんだけど、今年に入ってリアタイヤのリム回り全体に亀裂が入っていることに気が付いた。
タイヤ交換が必要だと感じた理由
それが原因なんだけど、たまに乗ろうとするとタイヤがぶにゃぶにゃになってて都度ガソリンスタンドまで行って空気入れを借りる、という行為をしていた。月に1回くらいしか乗らないバイクとはいえ、これはあまりにも非生産的だな、という結論になった。
走行中に破裂して、事故なんか起こした日には自他ともに損害がえげつない。マジで破滅。
ナップスを選んだ理由
本当は地元にある小さなバイクショップでやってもらおうとしたんだけど、ご主人から「ナップスとか2りんかんでやってもらった方がいいよ」と案内された。なぜに?と思ったら、ウチだとタイヤ取り寄せたりするのに時間が掛かるから在庫があるところですぐにやってもらいなよ、ってことだった。商売っ気ゼロ。
信頼性や評判
ナップスも2りんかんもわりかし近所にあるから正直どっちでも良かったんだけど、カブに乗ってたときに何度か利用したことがあったのでナップスにした。
おあつらえ向きにキャンペーンが打たれていたことで背中を押された結果となった。
実店舗のキャンペーン価格と楽天市場の商品価格差
年内はゼロの付く日はタイヤ代金が10%OFFなので7,504円。
一方、楽天市場と比較すると価格差は1,095円。もうひとつ言うと今日時点で楽天スーパーセールが実施されているので、ぼくの楽天ポイント還元率最低7.8%を考慮するとその差はさらに拡大する。
タイヤ代金の差額でグラついてたぼくだったけど、ダメ押しで10月末まで平日タイヤ交換工賃20%OFFのキャンペーンも実施中だった。最後はここで腹が決まった。
予約と準備
ナップスでの作業予約はできない
決断したら即行動、ということで数日前に直接店舗に電話したんだけど、作業の予約は受け付けてないという回答。つまり当日店頭にバイクを持ちこんでタイヤを選び、その後順番で作業に入るので明確な時間はその時まで分からないシステム。
いちおうWEBで来店予約できるんだけど
対応可能なのが上記4店舗のみ(今後増えるのかは不明)。ぼくの近所では対応してなかったので直接店舗に行くしかなかった、というのが来店までの流れ。
交換前の注意点や準備するもの
空気圧の状態が一目瞭然のタイヤバルブを友人が付けてくれてたので、こちらをそのまま新しいタイヤに移してもらうようにスタッフさんに申し伝える。使えるものはそのまま使う主義。
タイヤ選び
スタッフのアドバイス
今回せっかくだから前後ともタイヤ交換しようかな、という気持ちも薄っすらあったんだけど、フロントタイヤは溝もあって亀裂もなく見た目に問題はなかった。スタッフさんに実車確認してもらった際にもセールスされることもなかったので大丈夫なんだろうと思った。
選んだタイヤの種類と理由
シンプルに元から付いてたピレリタイヤと同じ100/90-14M/C 57Pのサイズを選択した。
PCX125のノーマルリアタイヤのサイズはホンダの公式HPによると130/70-13M/C 63P。
友人が「ノーマルは車体サイズに対して細いのが気に食わない」ということでピレリタイヤにしたみたいだけど、今回ぼくもそこを踏襲した。ぼくはこだわりがゼロの漢だ。
交換作業
ピットに入ったPCX125。
作業時間
受付したのが午前11時。対応してくれたスタッフさんからは、引き渡しは2時間後くらいになると言われた。ぼくの前に受付済みのお客が2人いたから、それが終わってから順次作業ってことだからPCXのタイヤ交換自体は正味1時間弱と予想。
10分くらい店内をぶらぶらしてたけどタイヤ交換のほかに用事はないのでいったん外出することにした。受付の際に携帯電話の番号を伝えておけば、作業が終わったら連絡してもらうことも可能。
待合室での過ごし方
1時間くらい近くで軽く昼食をとってからブックオフで立ち読みしたりして時間をつぶしたんだけど、この時点で12時すぎ。9月はまだまだ気温も高くて、とても外で待ってられないから待合室に移動した。席数はテーブルとカウンター合わせると10席以上あるので、ちょうど空いてたテーブルで涼しく待たせていただくことに。
ちょうどPCXの作業が取り掛かってるところかと思ったら、もうリアタイヤ交換終わってた。
スタッフの対応や説明
これはPCXに限らないと思うんだけどリアタイヤ交換しようと思ったら、マフラー取り外しを伴うからガスケット(308円)も交換が必要。
交換後の確認
新タイヤ。バルブも移植していただいた。
スタッフによる説明
古い方のピレリタイヤは無料で処分していただけた。ありがとうございました。
新しいタイヤの特徴や注意点
新しいタイヤに替えたからOKかと思ってたんだけど、スタッフさんから「タイヤがなじむまでは滑りやすいから気をつけてくださいね」と言われた。そういうものなのかな。
費用
平日20%OFFのおかげで1,100円下がった。
タイヤとガスケットの代金
- キタコ ガスケット 308円
- ダンロップ タイヤ 7,504円(10%値引後)
上記2点、商品代金の合計は7,812円。
工賃を含めた総額
予想との比較
思ったより安く済んだ、というのが正直なところ。確かに自分で交換するならタイヤとガスケットの代金だけ。ネットで買えばその商品代金も7,000円で収まったことになる。
なんだけど、タイヤ交換を自分でするとなるとおそらく1時間や2時間では済まない。
カブ時代に何度かタイヤ交換はDIYでしたことはあったけど、けっこう大変だったし途中まで作業してから必要な工具が足らないことが判明したりで、けっきょくそれらを揃える時間と手間を考えると外注したほうがいい、ということを経験から知っていた。ここ数年でぼくの時間単価が上がったことによる合理的な判断。
カブのタイヤ交換を初めてプロにやってもらったときの記事は上記。
交換後の乗り心地
走行感の変化
旧タイヤと比較して走行しているときの安定感とかは分からない。そもそも走ればOKって性分だから。
安全性や快適性の向上
しいて言えば、亀裂の入ったタイヤで徐々に空気圧の下がるようなタイヤ状態で長いこといたから安心感は段違いにある。タイヤ交換したことで、たまに乗るバイクのくせにそのたび空気入れにガソリンスタンドに行く、という超絶不毛な行動から解放されることがうれしい。
ナップスでPCXのリアタイヤ交換してもらった感想まとめ
ナップスでのタイヤ交換の総合評価
今回はタイヤ10%、工賃20%OFFというナップスのダブルキャンペーンの恩恵で、満足度の高いタイヤ交換を実施することができた。
このままPCXに乗り続けるなら遠くない未来にフロントタイヤも替えなきゃいけないとは思うけど、キャンペーンなどは自分でコントロールできない部分だから予防の意味も含めてタイヤの状態には気を配っていくつもり。
タイミングを見極めて、その時はしっかりチャンスをつかみたい。
DIYと比較してのメリット・デメリット
今回はタイヤ交換を外注することにためらいはなかった。もっと安くあげたいのなら「タイヤ持ち込み」という選択肢も当然あり。
注意点としては「ホイール持ち込みタイヤ交換工賃」って表現してるから、実際に上記の金額で収まるか不明なこと。
自宅の駐輪場でリアタイヤを外す→ホイールからタイヤを外す→ナップスに持ちこむ、でこの金額だとしたら往復の交通手段も考慮するとぼくの場合効率が悪すぎ。持ち帰ってから駐輪場でタイヤを付ける作業も待ってるし。工賃の2千円3千円を安くあげるためにこういう選択をしてると、長い目で見たら実は損してるのかも。自分はタダじゃないんだよ、って話。
ただ、自由で時間もお金もある場合を除く。バイクいじりが趣味の方はぜひどうぞ。
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