【事故って学ぶ】テールレンズ割ったけど、社外品で安く修理できた体験談【200系ハイエース】

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節約・DIY

前回の記事でお伝えしているとおり、公私ともに活躍してるハイエースをバック時にぶつけてしまって、まんまと運転席側のテールレンズを割ってしまった。

結論から先に言ってしまうと、純正品ではなく、中古品でもなく、新品の社外品で充分だったという内容だったので、テールレンズ交換の手順を含めて記していきたい。
どうでもいい自分語りの部分もあるので、必要な情報だけ欲しい人は目次から飛んで見てほしい。

コーナーセンサーはバンパーより高い位置は警告音が鳴らない

Image from Gyazo

今回何年振りかでまたバック時にクルマをぶつけて途方に暮れてしまったわけだけど、運転に自信のないぼくが2021年に新車のハイエースに乗り換えてからというもの、長らくそういったトラブルからは遠ざかっていた。

それというのもハイエースに「コーナーセンサー」がついてたからなんだ。

過剰な安全運転で家族や友人から定評のあるぼくは、キャンプ場に向かう道中であまりにも法定速度以下で走るもんだから、いつしか後続のクルマが連なってしまって不本意にも渋滞の原因となってしまうほど。

その一方でバック駐車がすこぶる苦手だったりもして、ちょっとした迷惑なおじさんだったりもする。そんなアラフィフがハイエース納車後4年目まで車体を傷つけずに済んできたのは間違いなくコーナーセンサーのおかげ。

なんだけど、今回のテールレンズ破壊原因のハローストレージの看板、その位置が吊り下げ式でちょうどバンパーより高い位置にあった。

上の青く囲った部分が、バックの際にちょうど運転席側のテールレンズにヒット、パリンと割れた。

もちろん警告音は鳴らない。だって看板の位置はセンサーより上だもん。

OPPテープで急場凌ぎの応急処置をした

乗り始めて4年目ともなると自分のハイエースの車幅感覚とコーナーセンサーへの信頼感の高さから、正直ぼく自身の運転に対する過信と慢心も大きくあった、とここに告白させていただく。

今回のアクシデントもハローストレージ前がクルマ通りの多いところだから、一瞬の間隙を縫ってサッと駐車してしまいたい、という心の余裕のなさもあった。

というわけで不運にもコーナーセンサーの反応しないテールレンズ部分をぶつけてしまったわけだけど、これが万一歩行者だったり自転車だったりした場合は?と想像すると恐ろしくなる。

この事件からの学び。今後の運転に対し、一層気を引き締めていくこと。

ジャンクせどりで生計を立てている自分にとって、クルマは命と同義。

実際に届いたZERO HOUSEの社外テールレンズ

実は注文した翌日に届いてしまったテールレンズ。注文のタイミングによっては最速翌日に届くっぽい。あまりに早く届いてしまって、自分の中の「めんどくさいマン」に打ち克つのに少し努力を要した。

右側の上部が割れてるのが純正

上部の赤いレンズ部分にある4つのフィンの形状も同じだし、透明部分の再現度もけっこう高い。気がする。

見た感じでは純正との違いを見分けることは困難。

ぼくはかなり大雑把な性格で、特に見ための細かいことはまったくと言っていいほど気にならない人間だからかもしれないんだけど、本当に見分けがつかないレベル。違いが分かる人いたら指摘お願いします。

ちなみにハイエース200系の純正テールランプをメルカリで検索してみると、左右セットの中古が出品後30分足らずで14000円で売れてる始末。

メルカリで検索する場合、タイトルと説明文をよく確認してほしいんだけど、「純正タイプ」とか紛らわしい記載なやつは形状が純正と同じなだけで実際はまるっきり社外品なので気を付けてほしい。せどらー歴7年のぼくでもちょっと騙されそうになったくらいだから。

純正の中古品が左右セットで14000円で即売れ、ってことはざっくり2万円くらいが相場だとぼくは読んだ。新品だと3万円以上だろう。果たしてリースのクルマにそこまで費やす理由があるだろうか?いやない(反語)

ということで最終的に「純正タイプ(つまり中華製)」で「新品」の「左右セット」を「可能な限り安く」購入することにした。

このあたりの商品選定の経緯は前回の記事に記述してるので参考にしてほしい。

200系ハイエースのテールレンズ交換手順(超簡単)

では、自分で交換作業スタート。

必要な工具は大昔に第二種電気工事士の免許を取ったときに使ってた「電工ドライバー」1本。以上。

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リアゲートを上げるとテールレンズを2か所のネジで留められてるので、思考停止で緩めて外してよし。

まず上部の1か所

自分の場合は上を緩めて、次に下のを緩めた感じ。

つぎに下の1か所、これでネジ外しは終了

電工ドライバー1本で運転席側のネジを緩めてみても、テールレンズ自体のツメによって車体に収まっていて、この時点で取り外すことはできない。

ちょうどいい具合に指先を引っかけられるところがあるので、割れた赤いレンズ付近に手を添えながら手前に引いていくと「…ゴト、…ゴト」という感じで車体からテールレンズが抜き出される。

横から見るとこんな感じ。上側のツメが車体から外れたら、あとは下側のツメもあるので車体に傷をつけないように注意しつつ抜き出してあげる。

上下2か所のツメが外れても慌てちゃダメ。まだランプのケーブル類がテールレンズに挿さったままだから、ここからまたゆっくりと取り出すこと。

慣れてない作業だから焦って引っこ抜くとケーブル破損など、悲惨なことになるのでくれぐれも注意を。

ツメを押しながらカプラーを抜く、んだけど案外しっかり噛んでるので少し不安になるレベル。押す位置を微妙にずらしながら力を入れてくと、手ごたえを感じるので焦って決して無理やり引っこ抜いたりしないこと。

テールレンズ側のカプラー、ツメ部分を押す。ここが一番のヤマ。逆に言うとここを乗り切ればOK。

純正のテールレンズを取り外して比較。右側の純正は固定されたカプラーを起点にして二股に分岐。

左側のZERO HOUSE社の方はケーブルが長い状態であることがわかる。とはいえ取付時に支障はまったくなかったので安心して作業してほしい。

テールレンズ交換直後の見た目と印象

一気に飛んで取り付けてみたところ。右が社外品で左が純正品。クリア部分のアップなんだけど、これ違い分かりますか?

右が社外品で左が純正品。上の赤い部分のアップなんだけど、これ違い分かりますか?(2回目)

んで、右が社外品で左が純正品。上部のアップなんだけど、これ違い分かり……

もういいや。

「おお、問題ないじゃん」と思ったのもつかの間、外側から見るとテールレンズと車体にけっこうな隙間がある。なんとなく口コミとかでもその点を指摘してる人がいたので、「ああ、そうですか」という感じ。

で、「やれやれ…」とか思いながら一回外してもう一度付け直す。

気持ち程度は隙間が小さくなったけど、まだペンの半分くらい空いてる。

細かいことは気にしない、割れたのは直ったし点灯チェック(ウインカー、ブレーキランプ、バックランプ)も問題なかった。

安く、簡単に、そこそこの仕上がりで出来ることが一番だよね。

テールレンズ割ったけど、社外品で安く修理できた体験談まとめ

けっきょく運転席側の割れた箇所だけで、テールレンズ交換は終了させた。作業時間は30分。

今回の記事にするにあたり、画像を撮影したりしてちょこちょこ中断してることを鑑みると、早い人は15分くらいで片側は終わらせられると思う。

若干の隙間があることは残念だけど、この作業量で破格で修理できることにあらためてハイエースというベストセラー車に感謝。

以前乗ってたホンダのモビリオスパイクだったら部品代(中古)で2倍くらいする。

ぼくの場合はリース車両だったという事情で安く上げたかったわけだけど、純正にこだわらない多くの人は満足できるケースだったんじゃないかな、と思う。

電工ドライバー1本でネジを2か所外すだけだし、さすがにドライバーを触ったこともない人は稀だろうから、修理コストを下げたいなら間違いなくおすすめできるDIY作業。

ハイエースのリース期間は2026年12月までだから、その間にまた何らかの形でトラブルが起きる可能性はあるけど、社外パーツの豊富さはピカイチだから逆になんか起きてほしい。逆に。

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