- 一戸建て住み専業せどらーのハローストレージ活用法
- 屋内型トランクルームの利便性とランニングコスト
- ハローストレージ契約時の注意点

ちょっと部屋に中古品とか置かないでよ!
捨てるからね!

いや、ちょっと待ってよ…
2018年の夏。
嫁からの強烈な一言で、ぼくのジャンクせどらー人生は大きな転機を迎えていました。
なぜなら玄関には仕入れた商品の段ボールが積み上がり、リビングのテーブルは在庫であふれ、1階の和室まで商品置き場と化していたから。
妻も大事だけど在庫も大事。
妻のご機嫌を取ると売上が落ちる。
売上が減れば妻から愛想を尽かされる。
そんな恐妻家、いや愛妻家のせどらーさん。
その気持ち、よくわかります。
しばらくの間のらりくらりと妻をかわしながらも2019年の春、ようやく自宅から徒歩5分のところにあったハローストレージを見つけました。

はじめは一時的に借りるつもりでしたが現在もお世話になっています
いまでは単なる在庫の置き場であるだけでなく、精密機器である商品の保管と出し入れの効率化。
空調の効いた屋内での快適な作業などでも活躍してくれています。
今回は、そんなせどらーの救世主とも言えるトランクルームの活用法と、現在までの運用で見えてきたメリット・デメリットを包み隠さずお伝えさせてください。
ワンオペせどらー生き残り戦略のご提案、ぜひ最後までお読みください。
関連記事:せどらー倉庫に屋内型トランクルームをおすすめする理由3選
【結論】在庫保管に最適!屋内型トランクルーム

ぼくは埼玉県在住のせどらーで、現在は商品の保管場所として近所にあるハローストレージというレンタル倉庫を利用しています。

最初のころは自宅に在庫を山積みにしていました
けっこうあるあるだと思うんですが、せどりが在庫を持つビジネスである以上、はじめは自宅に商品を置くほかないですよね?

またヘンなのたくさん置いて!怒
しかし売上が安定していない初期は、なるべく余分なコストを掛けたくないぼく。
いつも奥さんから怪訝な顔をされながら、部屋に保管された在庫の山を前にして途方に暮れていました。


価格の安いコンテナ倉庫も候補に挙がりましたが、天候・気温などの外的要因に不安がありました
最終的に予算は少し上がったものの、空調とセキュリティー設備のある室内型トランクルームを利用することにしました。

結論、もっと早く借りておけばよかったです
ハローストレージを選んだ理由【半額キャンペーンを利用】

せどりはご存じのとおり在庫を抱えるビジネスモデルです。

これをビジネスと呼ぶか否かは世間では定期的に熱く議論されていますけどね
ぼくも在庫の保管や梱包の作業はそれまで自宅でやってたものの、せどり開始まもなくから自宅の和室がとんでもないことになっていました。
たしかに自宅に置いておけばコストはかからないし、和室にいけばすぐに売れた在庫を取りだせるし、その点は良かったんです。

でもモノに囲まれた生活のストレスが想像以上にきつかったです
クルマを走らせていると頻繁に目撃するトランクルームがあることは知りつつも、やはり毎月のコストが発生することには最後までためらいがありました。
とはいえ、
- 侵食されていく生活スペース
- 在庫が年中視界に入ってる状況
- 妻の冷たい視線

いろいろキツくなってきて、ここは決断のタイミングだと感じました

そこでようやく重い腰を上げて調べたところ、自宅から徒歩5分の距離にハローストレージの屋内型トランクルームを発見。

ありがたいことにキャンペーンで最初の6ヵ月間半額でした
- 自宅から近くで駐車スペースあり
- 6ヵ月間半額キャンペーン対象の部屋が空いていた
- 自宅での在庫保管に限界を感じていた
【在庫収納術】3帖以内の部屋でも「高さ」を活用


こちらは現在もぼくが借りているハローストレージの間取り図です
各施設で異なりますが、ぼくが利用してるところは画像のとおり0.9帖から6.9帖まで広さのバリエーションがあります。
当時のタイミングで空いてる部屋で、なおかつ半額キャンペーン終了後も利用し続けるケースも考慮して、ぼくの場合はいったん2帖~3帖のスペースで良いだろうと判断しました。

ちょっと狭くない??
床面積で考えると決して広くありませんが、じつはメタルラックを導入するとかなり収納効率が上がるんです。


こんな感じで室内にメタルラックを3本設置してスペースを最大限活用してます
ぼくの場合120サイズのダンボールならメタルラック1本あたり商品20個くらいは収まるイメージです。
実際は在庫のサイズも大小さまざまなので、2帖~3帖のスペースの室内には常時だいたい50~100個の商品を保管しています。

ラックは中古がジモティーに安く出品されているのでおすすめです
ぼくは急ぎで在庫を移動したかったため、新品のラックを3台まとめ買いしました。
ハローストレージ契約時の初期費用【2万円以内でした】
| 初期費用料金内訳 | 金額 |
| 事務手数料 | 11500円 |
| 管理費(初月、次月分) | 4400円 |
| 安心保証パック(初月、次月分) | 1100円 |
| 鍵買取料 | 3080円 |
| セキュリティ登録料 | 1100円 |
| トランクルーム使用料(初月、次月分) | 11500円 |
| 合計金額※割引適用前 | 32680円 |
| 【割引金額】使用料半額・WEB申込割引適用 | ▲14500円 |
| 初期費用総額 | 18180円 |

ラックの導入費用と合わせても3万円弱でした

公式から事前に見積もり金額が確認できます
見積もりから契約まで【ネットですべて完結】


たまたま自宅から近くでギリギリ予算内のトランクルームがあってラッキーでした
ハローストレージに申し込みするまでで良かったところは、公式ホームページからの検索のしやすさです。

絞り込み機能を使用するとキャンペーンを含め、希望の予算と広さから候補の部屋を探すことが可能です。

埼玉県内は物件が多いので絞り込むと希望の条件に合ったものが見つけやすかったです
見積もりから申し込み【予算を抑えるならオプション不要】

候補の部屋を運よく見つけられたら申し込み、といきたいところですが、まずは「見積もり」というボタンをクリックして予算との乖離がないか確認をしましょう。

初期費用などの合計金額は見積もりから確認!
また、見積もり画面に入ると以下のようなオプションがあります。
- 安心保証パック
- ハロー宅配便
- 梱包サービス
- 梱包用ダンボール購入
- ラック販売・組み立てサービス
予算を抑えるならオプションは付けず、自分で手配出来ることはやりましょう。

安心保証パック(770円/月)だけ付けました
余計なオプションを利用すると当然初期費用が跳ね上がります。

例えばこちらはハローストレージのラック組み立てサービスの商品ラインナップですが、全体的にお高いです。

ふつうに自分で用意したほうが安いですよ
申し込み後はメールで【電話もナシ】

ネットで申し込みしたあとはメールでのやりとりは多少ありるものの、電話対応もありませんので終始スムーズでした。
会員登録から申し込み、契約後に送られてくるダイヤル鍵の送付連絡まで5通のメールだけ、電話はゼロ。

時間の縛りもなくメール内容もテンプレ対応なので簡潔でした
ハローストレージを検討、利用して感じたメリット、デメリット

日本中にレンタル倉庫、物置サービスはたくさんあるなかで、最終的には自宅からもっとも近い屋内型トランクルームであるハローストレージに決めました。

頻繁に行き来するので遠いと時間がもったいないですからね
屋外型のコンテナと比較すると予算は少し上がりましたが、そこをカバーして余りあるメリットを感じています。
せどらーがハローストレージを6年間利用した感想【まとめ】

ハローストレージを6年以上利用してるってことは、トータル120万円ほど在庫保管コストが掛かっている計算に。

いざ数字にしてみるとけっこうな金額ですね💦
数字でみると安くはないけど、それ以上にぼく自身の事業への売上にも多大な貢献をしてくれているのも事実ですし、いまもうちの大事なパートナーです。
- 個人せどらーなら2~3帖の部屋でも十分
- 売上に貢献するなら倉庫に課金する価値あり
- メタルラックなどの備品を利用して空間を有効に活用
- 長期在庫は涙を呑んでヤフオク1円スタートで処分
年末商戦を控えて、いま(2025年10月)せどらーにとってはどうしても在庫が増える時期ではありますが、一時的な在庫増に対応しようと安易に広いところに切り替えたりするのは避けたいところ。

人間は容れ物が大きいと無意識にそこを埋めたがる生き物みたいですからね
トランクルームやレンタル倉庫ってわりと前からあるんですが、こういう毎月課金されるようなサブスク系のサービスって、気をつけないとひたすら養分になる危険性があります。
そもそも日常使いで、トランクルームにまで保管しとくほどの大切なモノがそんなにあるのだろうか……
たまに他の利用者さんと被ることがありますが、とっくに用済みになってるのに捨てれず売れず、ただただ自宅のスペースを侵食された挙げ句レンタル倉庫に荷物を移動、という方も少なくないです。

これって一時的に預けて「片付けた気分」になるってだけで本質的には解決してないですよね
ぼくにとってハローストレージは良いサービスですし、まだまだ利用させていただくつもりですが荷物の保管は無限地獄なので、その塩梅はしっかり見極めていきたい次第です。



