【せどらー倉庫】ハローストレージを6年間利用して:メリット・デメリットを解説する

副業・DIY

屋内型トランクルームが正解

ぼくは埼玉県在住のせどらーなんだけど、商品の保管場所として近所にあるハローストレージというレンタル倉庫を利用して6年が経過した。

けっこうあるあるだと思うんだけど、最初のころは自宅の6畳間を商品保管部屋にして、

  • 仕入れた商品
  • 梱包した商品
  • 返品された商品

などなどを山積みにしていつも奥さんから怪訝な顔をされつつ、乱雑に保管された在庫の山を前にして途方に暮れていた。

そんなぼくがあえて毎月課金してまでレンタル倉庫を借りることになった経緯はこのあと見てもらいたいんだけど、結論として自宅兼倉庫はやめて近所に倉庫を借りるべき。それも、出来るなら割安な屋外のコンテナではなくて、高くても空調とセキュリティー設備のある室内型トランクルームをおすすめする。

ハローストレージを選んだ理由

せどりはご存じのとおり在庫を抱えるビジネスモデル。まあこれをビジネスと呼ぶか否かは世間では定期的に熱く議論されてるんだけど、そこはいったん置いておく。

ぼくも在庫の保管や梱包の作業はそれまで自宅でやってたんだけど、開始半年もたたないうちに自宅の6畳間がとんでもないことになっていた。山積みされた在庫とダンボールがところ狭しと置かれていて収拾がつかない状況。

確かに自宅に置いておけば、家賃以上のコストはかからないし6畳間にいけばすぐに売れた在庫を取りだせるし、その点はいいんだけどモノに囲まれた生活のストレスって想像以上にきつかった。

トランクルームの存在は知っていたものの余計なお金は掛けたくない、でもこのまま生活スペースを侵食されて在庫が年中視界に入ってる状況からは脱したい。ジレンマ。

上記はハローストレージ公式HPより引用

そんなときに軽く調べてみると自宅から徒歩3分の距離にこんな感じの屋内型トランクルームを見つけた。しかもキャンペーンで3か月半額だ。とりあえず自宅の在庫を一時的にでも逃がしたい、3か月の間でほかに安いところが見つかれば乗りかえよう、くらいの気持ちで申し込んだ。

利用期間と利用したサイズ

これが間取り図。ぼくが利用してるところは上のとおり0.9帖から6.9帖まで広さはあるんだけど、当時のタイミングで空いてる部屋で、なおかつ4か月目以降も利用し続けるケースも考慮していったん2帖~3帖のスペースが現実的なラインと判断した。

床面積で考えると決して広くはないけど、室内にメタルラックを3本設置することで高さの利点を取れる。

5段のラックが3本あると梱包済みの商品も収まりが良いし、ダンボールだから出し入れの滑りのおかげで収納力も高い。

ちなみにメタルラックは新品で購入するとけっこう高いので中古で探すほうがおすすめ。リサイクルショップで捨て値で落ちてることがあるし、気長に探せる時間があるならジモティーでタダでもらえることもある。

話を戻して、実際に契約した当時の費用と内訳は下記。

割引非適用だと3か月間の総額は54,250円、で、割引適用されると3か月間の総額は37,630円。

その差は16,620円だから約30%OFF。おわかりいただけるだろうか。3か月間半額キャンペーンって謳ってるけど、管理費とか保証パックとかの名目で実際はまるっきりの半額ではない。なんだか騙された気分だけど、こんなのはよくある話。

契約はWEBで完結した

自宅から近くのトランクルームを予算と広さを考慮して候補の倉庫を検索していく。自分に合った広さで、そしてキャンペーンのある部屋を見つけられたらぜひ検討のテーブルに載せたい。

申し込みの簡単さ

候補の部屋を運よく見つけられたら申し込み、といきたいところだがその前に「見積もり」というボタンをクリックして予算との乖離がないか確認をしていく。

見積もり画面に入るとわかるんだけど、ハローストレージもいくつかのオプションがある。主に以下。

  • 安心保証パック
  • ハロー宅配便
  • 梱包サービス
  • 梱包用ダンボール購入
  • ラック販売・組み立てサービス

結論からいうと安心保証パック(550円/月)以外は不要。余計なオプションを利用すると当然初期費用が跳ね上がるし、そもそも近所の倉庫であればだいたい解決可能だから、わざわざ利用する理由はない。

上記はハローストレージのラック組み立てサービスの商品ラインナップなんだけど鬼高い。

メタルラックは楽天市場やAmazonで買えば断然安い。オプションの【ラック大】の金額にプラス4,000円出せば3本買える。

そもそも個人的には倉庫のメタルラックなんて収納の機能さえ果たされば新品である必要性はない考え。中古のラックを自宅に置くのにアレルギーある人はアイリスの新品が無難。

スタッフの対応

WEB申し込みしたあとも、やりとりはメールで済む。

会員登録から申し込み、契約後に送られてくるダイヤル鍵の送付連絡まで5通のメールだけ、電話はゼロ。時間の縛りもなくてスマート。

メール内容もテンプレ対応なので簡潔だしわかりやすい。

ハローストレージ屋内トランクの特徴

引用元:ハローストレージ公式HP

ぼくがなにより屋内型を推すわけは、防犯と空調以外にもエレベーターや手洗い場まである設備の充実ぶりにある。

順を追って説明する。

セキュリティ面(監視カメラ、入退室システムなど)

まず施設に入るためにはカードキーが必要。マンションのオートロックと同じで、建物内に入るには利用者が持っているカギがなければいけない。不特定多数の人間が敷地内に出入りできる屋外型に対して、入口から無関係な人物を遮断できる時点で、セキュリティの高さは屋内型に軍配。

カードキーをかざして入室して、すぐ目の前に監視カメラ映像がモニターに映し出されている。ぼくは利用者だから、なにも後ろめたさはないんだけど、入室時にすぐモニターに自分の姿が映し出されていて少しドキッとする。利用者にすらそう思わせるんだから、よそ者に対する心理的けん制効果は言うまでもない。

もちろん入口だけでなく各フロア通路にも監視カメラは設置されてるから、万が一にも盗難などの被害に遭ってもハローストレージに連絡のうえで被害届を出すまでの流れもスムーズだと思われる。幸いぼくは6年利用してトラブルはゼロ。

倉庫の荷物出し入れで退館時にもカードキーをかざすのが少し面倒だったりするけど、防犯を担保するうえでの必要コストだと納得している。

清潔さや管理状態

定期的に清掃が入っているため、館内はいつも全体的に清潔な状態がキープされている。

屋外コンテナだと、その日の天気と駐車スペースの路面状況によっては部屋の中や通路が濡れたり泥などで汚れる場合があるから、屋内はそこの心配も無用なのがうれしい。

アクセスの便利さ

2023.05.31時点

ぼくはたまたま自宅から徒歩3分の距離に見つけられたからラッキーだった。

ハローストレージ全体でみても屋内トランクルームの比率はまだまだ少ないから、近所にあったら定期的に空き状況などチェックしてみてほしい。

利用中の体験

2024年の夏も猛暑日を連発しててマジで辟易してたんだけど、ちょっとした梱包や撮影は屋内で実施したりしてた。昼間の日差しが入る、窓に面した通路で撮影すると、いい感じの明るさで商品の撮影もできて良い。ぼくは階段に腰掛けつつ、商品を通路に置いて撮影していた。

荷物の出し入れのしやすさエレベーター

いつも台車を利用して荷物の搬出入をしてるんだけど、借りてる部屋は3階だからエレベーターがある点も非常に助かっている。

  1. カードキーを開けて台車をクルマの脇まで持ってくる
  2. 荷物を載せた台車を押して再度カードキーで入室
  3. エレベーターで上の階に移動
  4. 自分の部屋に移動して解錠、入室

荷物を搬入するまでの動きは以上。

台車とエレベーターの能力を発揮することで、120~160サイズダンボール複数個くらいこのオペレーション1回で楽勝でいける。屋外型トランクと比較するまでもなくラクだし省エネ。

加えて挙げると月額使用料のほかに管理費がだれしも2,200円発生するんだけど、これは1階だろうと3階だろうと一緒。

つまり1階の利用者は部屋へのアクセスが容易な代償として月額使用料は割高になるうえ、エレベーターを利用する人と同額の管理費2,200円が発生し、1階の人はトータルの負担額が増えるという不平等な状況が起こる。

これはマンション管理費などと同じ概念なんだろうけど、住まいと倉庫はそもそもの位置づけが違うから、少しでも安くお得に利用していきたいなら2階以上の割安な部屋を借りるのがおすすめ。

24時間利用可能な点について

月に1回エレベーターの定期点検が平日の日中にあるから、そこに鉢合わせることもある。

ぼくは6年間の利用で1度だけ作業中に被ったことがあるけど、その時は点検終了間際だったみたいですぐにエレベーターを使わせてもらえた。

売れた在庫を急遽トランクルームから持ち出すケースもちょこちょこあるんだけど、ここは24時間365日出入り自由だし、屋内も常時LED照明が点いてるから気兼ねなく利用が可能。

屋外トランクの場合は駐車場の時点からライトが必要だろうから、積もり積もる手間を考えると地味にこの辺もデカかったりする。

温度・湿度管理の効果

全館空調で夏場も涼しい。

在庫の保管という目的でいえば自宅でもOKではあるんだけど、年中エアコンの効いた部屋で保管するのは現実的ではない。

オーディオなどの精密機器は保管温度があまりに高いと動作に影響する可能性があるから安心だったりする。冬場は暖房はないけど適温に設定されてるから同様に在庫への影響はない。日光は遮断されてて屋内はLED照明なので商品のヤケなどのダメージも少ない。

月額料金の変動

月額料金が2024年4月に値上げされた。辛い。

従来)14,250円/月

現在)14,595円/月

とはいえまだ2%くらいのUPだから許容範囲。引き続きハローストレージにはこの価格帯を維持すべく頑張ってほしいところ。

ちなみに毎年の更新月である4月は更新料含め20,517円だったことから1年間の総支払額は181,062円。

支払い方法の選択肢

クレジットカード。

他社との料金比較

ここは地域性とかが関係してくるから比較が難しいんだけど、この機会だからいちおう確認してみる。

カスタマーサポート

画像、画像の解説

ハローストレージは見積もりから契約までネットで完了してしまうところなんだけど、利用期間中に突発的なトラブルの際は電話で対応してくれる。

問い合わせへの対応

トラブル時の対処

月額使用料金とは別で「安心保証パック」という毎月550円のサービスがあって、正直言うとこういった保険の類のものはお守りでしかなくて基本的に不要。

実際、自分はトラブルの経験はゼロなんだけど、1度利用者が館内で閉じ込められていた場面に遭遇したことがある。

どうやら利用を終了して、画像のキーBOXに投函したはいいけどカードキーを退館時にかざすことができなくなったみたいだった。

ハローストレージのHPを見ると「よくある質問」にインロックした場合、なんていうQ&Aもあるくらいだから割とよくあるケースなんだと思うのでくれぐれも気をつけたい。

空間の有効活用

天井まで2メートルほどの高さを取れるのでラックをしっかり活用する。

3帖だとすると高さ2メートルの部屋の容積は約9.72〜9.92立方メートルだけど、荷物の出し入れをするため人が入れるくらいある程度のスペースは確保したい。ぼくはしょっちゅう荷物の出し入れが発生するから、実質1帖くらいの床は何も置かない部分を設けておくように工夫してる。

床まで侵食すると、奥の方の荷物にたどり着くまでに手前からいくつものダンボールを通路まで引っ張り出す作業に追われることに。

季節物の保管に最適

館内のエアコンで一定の湿度と気温が維持されているおかげで、荷物のカビなどの問題は発生したことがない。24時間空調環境って自宅では実現が難しいと思うからここもメリット。ぼくみたいに商売してて商品を保管するなら保管中の劣化や故障は絶対避けたいから、ここのコストをどこまで許容できるのかは十分に検討してほしい。

デメリットや改善点

画像、画像の解説

料金面での課題(あれば)

施設や設備の不便な点(あれば)

6年間で感じた変化

画像、画像の解説

サービスの向上や新しい取り組み

施設の改善点

まとめ

画像、画像の解説

総合的な満足度

おすすめできる人、そうでない人

読者へのアドバイス

画像、画像の解説

トランクルーム選びのポイント

効率的な利用方法

せどらーがハローストレージを6年間利用した感想まとめ

画像、画像の解説

ハローストレージ6年って、エリアリンクスさんにとってもけっこうな上客だと思うんだけど、ぼく自身もせどらーをしていくにあたってこの倉庫は大事なパートナーとしての位置づけになっている。

今後の利用予定

これから年末商戦とやらも控えているから、どうしても在庫が増える時期ってある。

人間は容れ物が大きいと無意識にそこを埋めたがる生き物だから、一時的な在庫増に対応しようと必要以上に広いところに切り替えたりするのは避けたい。

だから弱小せどらーなりの、細く長く生きながらえる戦略で引き続きこちらの部屋を利用していくつもり。

トランクルーム活用の可能性

トランクルームやレンタル倉庫ってわりと前からあると思うんだけど、こういう毎月課金されるようなサブスク系のサービスって、気をつけないとひたすら養分になる危険性を秘めているんだ。

そもそもトランクルームに保管しとくほどそれって大切なモノか?って話。

とっくに用済みになってるのに捨てれず売れず、ただただ自宅のスペースを侵食された挙げ句レンタル倉庫に荷物を移動。

これって一時的に預けて「片付けた気分」になるってだけで、本質的には何も解決してない。

レンタル倉庫に更なる課金をしつつ問題を先送りにしてるだけなんだ。

ハローストレージは良いサービスだし、ぼくはまだまだ利用させていただくけど、本当にそれって倉庫に預けてまで保管する必要ある?って自分への問いかけをしていきたい。

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