- 先進的窓リノベ事業の補助金の仕組み
- カインズホームで内窓工事を依頼した流れ(2025年)
- 7か所施工の費用内訳と補助金額
- 断熱・遮音の効果(正直な感想)
- 光熱費への影響と「やって後悔してないか」
先進的窓リノベ事業の補助金を使い、530,200円の内窓工事を260,200円で実施して1年経過しました。
最大の目的は「自宅の断熱性能をアップして日々の光熱費を少しでも下げたい」というものでしたが、思わぬ副産物として結露対策・遮音性ともに体感できる効果がありました。ただし「劇的に快適になった!」とは言い切れないのが正直なところ。
それでも、「まあ、やってよかったかな」と思っています。
この記事では、補助金の活用から施工・効果まで、リアルな体験をそのまま書きます。
マイキー嫁これで光熱費がグッと下がるかも?



あまり期待しすぎると微妙に感じるかもしれません
内窓工事以前と以後で厳密に室温を計測していたわけではありませんし、昨今の気候変動が影響しているので一概に言えませんが、国の補助金で半額以下になったのでわが家はやっておいて良かったという感想です。
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先進的窓リノベ事業とは?内窓工事費に補助金が出る制度です
先進的窓リノベ事業は、住宅の窓の断熱性能を高める工事に対して国が補助金を出す事業です。環境省・経済産業省が推進する省エネ対策の一環で、内窓設置・外窓交換・ガラス交換などが対象になります。
| 対象工事 | 内窓設置、外窓交換、ガラス交換など |
| 補助率 | 工事費用の一部(工事内容・窓サイズにより変動) |
| 申請者 | 施工業者が代行申請(住んでいる人が直接申請する必要なし) |
| 実施状況 | 毎年実施しているが、予算は縮小傾向 |
申請は施工業者が代行してくれるので、自分でやることはほぼありません。ただし予算に上限があり、年度途中で締め切りになることもあります。「来年でいいか」と先送りにすると、補助額が減る可能性があります。
カインズホームに依頼した理由


ぼくは先進的窓リノベ事業の制度は開始当初から知っていたのですが、ここ数年は夏冬の暑さ寒さにうんざりしていたので2025年度開始のタイミングを見計らって工事を申し込みました。



補助金の申請を含めてカインズホームがやってくれました
カインズホームの店頭で工事を依頼するタイミングで申請も同時にできたので、とくに難しいことはありませんでした。
補助金を最大限活用するには施工業者の選定が鍵です。 わが家はカインズホームに依頼しましたが、事前に複数業者で見積もりを取っておくことをおすすめします。
カインズホーム店頭でリフォーム相談ができ、先進的窓リノベの補助金手続きも含めてワンストップで対応してもらえました。現地調査から見積もり、補助金申請・施工まで一括でお任せできたのは助かりました。
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内窓施工を依頼できる業者はいくつかありますが、カインズホームを選んだ理由は「身近で相談しやすかったから」です。大手ホームセンターなので安心感もありました。
わが家の施工概要


| 施工場所 | 窓の種類 | 方角 | 枚数 |
|---|---|---|---|
| 1F リビング&キッチン | 掃き出し窓 | 南 | 1 |
| 1F リビング&キッチン | FIX窓 | 南・西 | 3(南1・西2) |
| 1F 和室(仕事部屋) | 掃き出し窓 | 南 | 1 |
| 2F 寝室 | 腰窓 | 南・東 | 2 |
| 合計 | YKK AP プラマードU (Low-E複層ガラス) | — | 7か所 |
ふだんわが家が在宅時に過ごす部屋は限定されていますので、全部屋を施工する必要はないよね、という判断をしました。



補助金が出ても施工箇所が増えれば総額も高くなりますしね



ケチっただけでしょ笑
南面を中心に暑さ寒さ・結露・騒音が気になる窓を優先して選定。カインズホームに相談しながら7か所に絞りました。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 工事費用(定価) | 530,200円 |
| 先進的窓リノベ補助金 | ▲270,000円 |
| 実質負担額 | 260,200円 |
| 1か所あたり(参考) | 約37,200円 |
530,200円の工事が補助金27万円で半額以下に。実質26万円で7か所の内窓が付いた計算です。DIYではまず無理な品質の施工がこの価格で受けられるのはかなりお得でした。



補助金利用で総額26万円ならやってしまおうと決断しました


【施工当日の流れ】職人さん1人で7か所!5時間の作業


工事当日は夫婦で在宅していましたが普通に家の中で過ごせました。
職人さんによる工事時間と当日のわが家の動き
| 工事時間 | 午前9時〜午後2時(約5時間) |
| 作業人数 | 1名 |
| 在宅の有無 | 夫婦で在宅 |
| 施工中の過ごし方 | 和室(仕事部屋)でPC作業しながら待機。和室の工事タイミングで施工済みのリビングへ移動。 |
職人さん1人で7か所を約5時間。部屋を順番に回りながら取り付けていくスタイルで、騒音も思ったより少なく、ほぼ普段通りに仕事ができました。



各部屋の施工タイミングで確認のお声がけをいただきました
施工後の写真




1か所だけ「後日再施工」になった
1点だけ想定外のことがありました。リビング東側のFIX窓について、事前の現地調査でサイズの測定ミスがあり、当日は取り付けができませんでした。
後日あらためて職人さんに来てもらい、無事に施工完了。もちろん費用の追加請求はありませんでした。



このときはわたしが立ち会いました
再施工は1か所だけでしたので1時間足らずで作業は終わりました。事前の現調は念入りにやってもらうよう、最初に確認しておくことをおすすめします。
施工後1年経過しての効果レポート


内窓を付けて最初の冬が終わりました。「劇的に変わった」とは言いません。ただ、確実に変わったことがいくつかあります。
【結露】今年の冬はゼロだった
これが一番わかりやすい変化でした。
施工前の冬は、リビングや和室の窓に結露が散見されていました。朝起きるたびにサッシ周りを拭く、というのが冬の日課になっていたくらいです。
今年の冬、結露は1度も出ませんでした。内窓が室内側の表面温度を下げないため、空気中の水分が窓に結びつかなくなったということだと思います。この1点だけでも、やってよかったと感じています。
【寒さ・冷気】「内窓と外窓の間」がその答えだった


断熱効果を実感したのは、ふとした瞬間でした。
内窓を開けて外窓との間に手を入れたとき、明らかにヒヤッとする空気の層がありました。
外窓と内窓の間にできた空気の層で、室内側に冷気は届かないってことか……
アタマでは知識として知っていたことでしたが、身をもって理屈を理解した瞬間でした。
エアコンの効きは「劇的に変わった」とまでは言えませんが、窓際に座っていても以前のようなじんわりした冷えは感じなくなりました。
【遮音】これが最も「工事してよかった」と思えた効果
「断熱目的で付けたけど、遮音の効果の方が生活の質に直結した」というのが意外な効果でした。



外の音が気にならなくなったよね



数十メートル先の大通りを走るクルマの音が小さくなりました
わが家は大きめの県道から少し奥に建っているのですが、以前は夜間に走るトラックや早朝の新聞配達バイクの音が少し気になっていました。
ところが施工後、これらの音が明らかに小さくなり、睡眠の質が変わりました。妻も「朝まで起きなくなった」と言っています。
遮音効果を目的に内窓を検討している方には、自信を持っておすすめできます。
【光熱費】正直わかりません
身もフタもない話ではありますが、電気代・ガス代は施工後も上がり続けています。



エアコン稼働を抑えたとて光熱費全体がどんどん高くなってますからね
エネルギー価格自体が値上がりしているため、内窓の断熱効果で節約できた分があったとしても、数字の上では見えてきません。「内窓を付けたから光熱費が下がった」とは言えない状況です。
光熱費の削減を主目的に検討している方には、「期待しすぎないほうがいい」と伝えておきます。少なくともわが家では、数字では確認できていません。
内窓を付けていなかったら、光熱費がもっと上がっていた可能性も
施工していない部屋との比較で、効果がはっきりわかった


これは予想外の収穫でした。
わが家の2Fには寝室(右側)のほかにもう2部屋あり、そちらは今回施工しませんでした。結果として、内窓あり・なしの部屋が同じ階に並ぶ状態になりました。
冬に両方の部屋を使い比べると、施工した寝室のほうが明らかに朝の冷え込みがマシです。施工していない部屋は窓際から冷気が降りてくる感覚があり、「ああ、寝室に付けておいてよかった」と毎朝思っています。



西側の2部屋をケチったおかげで効果を実感できました
カタログや数値では伝わりにくい違いが、同じ家の中で比べるとはっきりわかります。
「効果があるかわからない」と迷っている方にとって、この差は一つの答えになると思います。
「内窓施工していない部屋」があったことで比較、効果を実感できたのは嬉しい誤算だった
先進的窓リノベ、申し込む価値はある?【まとめ】


- 先進的窓リノベ補助金を使うと工事費が大幅に安くなる(わが家は約51%オフ)
- カインズホームは補助金申請から施工まで一括対応で便利
- 断熱効果は「じんわり改善」。劇的な変化は期待しすぎないこと
- 遮音効果は断熱より体感しやすく、生活の質に直結する
- 光熱費への効果は「内窓がなければもっと上がっていた」と考えている
- 補助事業は毎年あるが予算縮小傾向。気になる方は早めに検討を
結論を繰り返します。やってよかったと思っています。
理由は単純で、530,200円の工事が260,200円になるなら、費用対効果として十分だからです。エネルギー価格が上がり続ける社会で、断熱性能を高めておくことは長期的な資産価値にもつながります。



まずは見積もりだけでも取ってみるのがおすすめです
補助金申請を検討している方は、まず相見積もりで「補助金対応業者かどうか」を確認するのが失敗しないコツです。
この記事が参考となって満足のいくリフォーム工事のお役に立てたら嬉しいです。
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先進的窓リノベ事業は毎年実施されていますが、年々予算が縮小傾向にあります。「来年でいいか」と思っていると、補助額が減ったり、締め切りが早まったりする可能性がありますので気になっている方は早めに動くことをおすすめします。
