もう3年前になるんだけど2021年10月22日に1泊2日で「愛知県民の森」に行ってきた。公式HPを確認したけど、現時点で料金変更などはされていないから最新版だと理解してもらって大丈夫。
今回のキャンプ参加者は主に仕事仲間、そのうち愛知県民が3名いたのでアクセスと金額を考慮して愛知県民の森をチョイス。
結論から言うと愛知県民の森は、施設の古さは否めないものの値段も破格で設備もさすが県営だけあって全体的に清掃が行き届いており、かなり満足度が高いキャンプとなった。
以下にレビューをしているので参考にしてほしい。
特筆すべき点は価格、バンガロー1泊4000円プラス入場料が大人200円
「愛知県民の森」という名前のくらいだから、愛知県在住者しか利用できないのかと思いきや、埼玉県民のぼくが電話で予約をした際にはまったく問題なく手続きができた。
県内在住、県外在住での価格も問わず一律の料金体系となっている嬉しい設計。ありがたく利用させていただこう。
キャンプ場の概要
住所 | 〒441-1693 愛知県新城市門谷字鳳来寺7-60 |
ホームページ | 愛知県民の森 |
利用料金 | 通常料金のみ抜粋(詳細はHP参照)テント:持ち込みの場合無料、常設テント(5月~8月)利用時は450円/日 バンガロー:4,000円/日 オートキャンプ場:3,600円/日※上記料金の他、別途入場料が大人200円、子供100円必要です |
チェックイン | 14:00~ 17:00 |
チェックアウト | 12:00まで |
ゲートの開閉 | 開門 7:00 閉門 20:00 |
休館日 | 毎週月曜日 国民の祝日の場合は、その翌日 7・8月は無休 |
予約 | 電話で予約 |
主な設備 | トイレ炊事場ゴミ捨て場炭捨て場入浴施設(営業時間:11:00~15:30、料金:大人400円 小人200円) |
これはマジで安い。
正直バンガロー1棟4000円は破格。
しかも12月~3月は2600円になるという大サービス。
税金が投入されて維持管理されている県営施設の本気度が垣間見える。
駐車場からの写真。奥の建物が『モリトピア』というキュートな名前の施設となっており、宿泊および日帰り入浴も可能。
入浴料 | 大人:400円 小人:200円(小人は3歳~中学生まで) |
営業時間 | 11:00~15:30(受付終了:15:00) |
浴室備品 | ボディソープ、リンスインシャンプ、ドライヤー |
貴重品ロッカー | 脱衣場にあります(無料) |
今回は時間的な都合もあって利用しませんでしたが、建物も古さを感じさせない造りでしたのでたぶん綺麗なお風呂を堪能できると思います!
2022年に再訪した際に利用。温泉ではなく、サウナもないけど浴室設備は清掃が行き届いておりキレイ。入浴料も変更なく400円。
営業時間が11時~15時と超短いので、キャンプ民はチェックイン前かチェックアウト後に利用するほかない。
モリトピアでの宿泊者のためのはからいだと思われるから、決して文句など言わず、むしろ宿泊客のおかげで使わせていただけることを感謝してほしい。
バンガローおよびその周辺施設詳細
バンガローNo.1
利用させていただいたのは、こちらのバンガローNo.1。建物の前にテーブルやイスはないから、バンガロー前でバーベキュー等したい人は要持参。
中の写真は撮り忘れたから下記公式ページで確認してほしい。
広さは8畳:畳敷き6畳+2畳(たたき・荷物置き)となっており、今回はおっさんだらけの不愉快きわまりない4人宿泊だったけど、寝袋でしっかり足を伸ばしてゆったり眠ることができた。
おっさんは高確率でいびきがうるさいから、旅先ではそっと耳栓を持参するのが大人のたしなみ。
建物裏の通路からバンガローNo.1を見上げるの図。
結構しっかりした造り。4000円は安い。(2回目)
巨大な炊事場
テーブルやイスを持参してなくても、バンガローの前に数十名は入りそうな巨大な炊事場がある。
備え付けのイスやテーブルが文字通り山ほどある。ふつうに広いし屋根もあるから、こちらを利用したほうが良い。
駐車場からキャンプ場までの搬入が地獄
このときは初訪問だったため、埼玉からイスとテーブルを持ってきてしまっていたんだけど、こちらはオートキャンプ場ではないから荷物の搬入がエグいほどしんどい。
これは公式からのエリアマップを超拡大したものなんだけど、「P駐車場」から「Bキャンプ場」まで階段と登り坂を上がって大人の足で5分以上かかる。
考えてみてほしい、車からキャンプ参加者4人分の道具類のほかに、食料と飲み物を運ぶんだ。リヤカーで。
これがそのリヤカー実物なんだけど、いかんせん古い代物だからリヤカー本体だけでもめちゃくちゃ重たいんだ。うちはこれにキャンプ道具を山ほど積んで2~3往復する羽目になった。夏場にこれをやったら、汗と疲労でこれからはじまるキャンプの前に不愉快度はMAX必至。
だからイスやテーブルは持参せず、極力運ぶのは飲食物と最低限の身の回り品で臨むのが吉。元気があり余ってる中高生男子でもいるなら、存分に活用してもらうといい。
調理場に「炉」があるけど、使いづらい
炉(マキ用)。
高さがあるので結構な量の薪をくべていかないと調理は困難だから、別途カセットコンロなどあると重宝する。イワタニの軽いやつが扱いやすくて耐久性も高くておすすめ。
トイレの清潔感は期待しないほうがいい
これまたバンガロー近くのお手洗い。こちらは設備的には「まあまあ」といった感じ。
ちなみにぼくは20代のころバックパッカーとして激安の東南アジアを回っていた時期があり、腰高サイズの衝立にはさまれただけのぼっとん便所で大をした猛者だから、少々のトイレには動じない精神力を育まれていたりする。
故にぼくのキレイという感想は世間的には参考にならないから、気になる人は実際に現地で確認してほしい。
バンガローから少し離れたところに管理棟があり、ここで予め購入した薪や木炭を受け取ることができる。
愛知県民の森の最寄りのスーパーマーケットはDCMカーマ アットホーム 鳳来店
愛知県民の森から最も近くのスーパーマーケットは「DCMカーマ アットホーム 鳳来店」。
お酒やBBQ道具一式、主だったものはこちらで揃うと思う。
が、こちらはどちらかと言うとホームセンター的なお店なため、生鮮食品などはほぼない。
自宅出発前にあらかじめ地元で買い出しをしておいた方がいいかも。
カップラーメンとかはある。
愛知県民の森でのバンガローキャンプ滞在記まとめ
ということで、2021年10月埼玉県から遠路はるばる、仕事仲間との親睦会を兼ねた「愛知県民の森」でのキャンプ。
個人的には施設も設備は新しくはないものの、何よりも利用料金が安くてとてもコスパが良いキャンプ場だと思う。そもそもキャンプなんて1泊2日の飲み会だから、少々のことには目をつむれるはず。
ふつうに近年では通常営業日で4000円のバンガローってないと思う。
関東にもこういうところがあれば積極的に探して行きたい所存。
コメント