じつはオレ、5年前から週末は釣り堀のオーナーをやっているんだよね
長年の友人から、ある日とつぜんそんな打ち明け話をされたら、あなたはどうしますか?
今回ぼくが訪ねたのは、群馬県みどり市にある「小平・ホタルの里つりぼり」。
経営しているのは、ぼくの中学時代からの古い友人です。先に断っておくと、この記事はお店からの依頼でも広告でもありません。久しぶりに会った友人の挑戦を知って、「これは応援したい」と勝手に思ったぼくが、個人的に書いている訪問記です。
マイキーしかもぼく、当日は釣りを一切していません



手が魚臭くなるのイヤ!
それでも十分すぎるほど楽しめたので、「群馬県みどり市のホタルの里つりぼりって、釣りをしなくても楽しめるの?」と気になっている方の参考になればうれしいです。


友人が5年前から釣り堀オーナーをしていた話
きっかけは、ふとした会話でした。週末にわが家で開催したバーベキューの最中、この友人がなんと5年も前からみどり市で釣り堀を運営していたと知ったのです。これだけ長い付き合いなのに、まったく聞いていませんでした。
理由をたずねると、彼はこう言いました。



もっとしっかりカタチになってから、堂々と”釣り堀ビジネスをやっている”と伝えたかったんだよね
「経営・家族・自由な人生」に人一倍こだわってきた彼らしい、まっすぐな答えでした。
5年も黙ってたなんて、ちょっと水くさいなぁ……
でも「自信を持って言えるようになってから」って気持ち、会社員時代を経てジャンクせどりで独立したぼくにはすごくわかったのも事実です。
友人は20年以上前から建築関係の事業で独立している、言ってみれば「経営者の大先輩」でもあり、そこまで聞いてしまったら、もう行くしかありません。



来週末あそびに行くよ!
ぼくはすっかり興味津々になっていました。
せどりの仕入れ旅に組み込んで、いざ群馬県みどり市へ
ただ遊びに行くだけではもったいないのが、せどらーの性(さが)です。せっかく北関東まで足を延ばすなら、と埼玉〜群馬方面のジャンク仕入れもセットにして、1泊2日のスケジュールを組みました。



せどりで遊び代を回収できるのが特権ですね



「群馬」ってことはツルヤ行けるね!
「仕入れも友人訪問も、どっちも本気」——これぞ自営業の特権です。ハイエースの荷室スペースをたっぷり確保して、いざ出発しました。


土曜の昼下がり、お客さんはゼロだった


みどり市、小平・ホタルの里つりぼりに到着したのは、土曜日の昼過ぎ。週末だし、さぞ賑わっているだろう——そう思っていたぼくは、ちょっと言葉を失いました。お客さんが、ゼロだったのです。



でも今日は家族連れが1組きたよ



ひ、1組???
いや、なんでキミちょっと自信満々やねん……
正直、これがリアルな商売の厳しさなんだな、と痛感しました。立地は山あいの自然豊かな場所。だからこその魅力もある一方で、「ふらっと立ち寄る」お客さんを集めるのは簡単ではないのだと、肌で感じました。





土曜日はわりとこんなもんだよ



オレだったら……想像しただけで気絶しそう
かき入れどきの土曜日にお客さん1組。平日は建築関係の事業が地元にあるとはいえ、5年前からこの釣り堀を運営してきたことを想像すると決してカンタンな日々ではなかったはず。
小平・ホタルの里つりぼりの風景


















釣りはせず、自然の中で食事だけを楽しんだ


さて、ここからが本題。冒頭でお伝えした通り、釣りに興味のないぼくら夫婦は、釣りをすっ飛ばして食事だけを満喫しました。



釣りはしないけど売上に貢献するよ



おお、ありがとう!
| ざるうどん(1人前) | 700円 |
| ポテトフライ(1人前) | 500円 |
| ノンアルコールビール | 250円 |
| ビール(2缶) | 500円 |
| 合計 | 1950円 |
ぼくが頼んだのは、ノンアルコールビールと冷やしうどん。妻はというと、ポテトフライとビールを2缶。自然の中で飲む一杯は、それだけでごちそうでした。


釣りはしなくても、この空気の中で食べるうどんとビールがあれば、もう来た甲斐があるってもんだよ。
桐生の夜、経営者どうしで語り合った本音


その日の夜は、宿を取った桐生市で、友人夫婦とお酒と食事を楽しみました。話題はもちろん、お互いのビジネスのこと。
釣り堀とせどり。扱うものはまるで違いますが、「自分の足で立って何かを続ける難しさ」は同じです。お互いの苦労話や、嬉しかった話を交わす時間は、何ものにも代えがたいものでした。同じ「経営者」として、彼の言葉のひとつひとつが胸に響きました。



そうそう、最初はニジマスを全滅させたことがあってさー



(……なんで笑ってられんの???)
深夜に友人夫婦と別れ、翌朝は予定通り仕入れをしながら、のんびり帰路につきました。
「日曜はてんてこ舞いだった」発展途上の釣り堀のいま


家に着いてしばらくすると、友人からLINEが届きました。そこにはこう書かれていました。
日曜は忙しくて、てんてこ舞いだったよ
ぼくが見た「お客さんゼロの土曜の昼下がり」は、ほんの一面にすぎなかったわけです。一日だけを切り取って判断してはいけない——同じく商売をしている者として、改めて気づかされました。
「まだまだ発展途上だよ」と語る友人。苦しいことや、不安を感じる日も、きっとたくさんあるはずです。それでも、彼の言葉の端々からは、家族で前に進もうとする希望と展望がしっかり感じられました。
ホタルの里つりぼり(みどり市)の基本情報・アクセス
| 施設名 | ホタルの里つりぼり(みどり市観光協会) |
| 場所 | 〒376-0111 群馬県みどり市大間々町小平58−1 |
| 料金の目安 | マス1匹 600円/うどん 700円 ほか |
| メニュー | マス釣り・マスの塩焼き(セルフ)・うどん・ポテトフライ など |
| 楽しみ方 | 釣り/その場で炭火焼き/食事のみの利用もOK |
| こんな人に | 小さな子ども連れ・自然の中でのんびりしたい人 |
【ホタルの里つりぼり】魚を釣らなくても、また行きたくなる場所だった【まとめ】
結局、ぼくは一匹も釣りませんでした。それでも、自然の中で食べたご飯も、友人と語り合った桐生の夜も、心から「来てよかった」と思える時間でした。



次はちゃんと釣りもやってみます
「釣り堀=釣りをする場所」と思いがちですが、釣らずに自然と食事を楽しむだけでも、十分すぎるほど価値があります。小さなお子さん連れなら、なおさらおすすめです。
発展途上の、友人の釣り堀。もしこの記事を読んで気になった方がいたら、群馬県みどり市の「ホタルの里つりぼり」へ、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、のんびりした良い時間が過ごせるはずです。


