結論から言います。
2025年のジャンクせどり、年間営業利益は260万円でした。
売上531万円・粗利率58%・販売は年間260件。ジャンク品を仕入れて売るだけで、これだけの数字が出ています。「怪しい副業」でも「特別なスキル」でもなく、ハードオフなどのリサイクルショップを巡回して動作確認して出品するだけです。
20年以上の会社員生活から40代でこの世界に入ったときは、まさかこれだけで暮らせるとは思っていませんでしたが、なんだかんだ現在もジャンクせどりで生活することが出来ています。
この記事では、月別の売上・粗利・営業利益の全データと、実際に大きく稼いだ案件の実例を包み隠さず公開します。
- 2025年ジャンクせどりの年間実績(売上・粗利・営業利益)
- 月別データの波と、稼ぎやすい時期
- 仕入れ3,300円→売上153,800円になった実例
- 260件・年間260万円を支えた仕入れジャンルの傾向
2025年ジャンクせどり【年間実績】
まず全体の数字を先に出します。
| 項目 | 金額 |
| 年間売上 | 5,315,603円(約531万円) |
| 年間粗利 | 3,076,201円(約308万円) |
| 粗利率 | 58% |
| 年間営業利益 | 2,606,276円(約260万円) |
| 年間販売件数 | 260件 |
| 平均単価 | 20,445円/件 |
営業利益は粗利から経費(ガソリン代・送料・梱包資材・出品手数料等)を差し引いた実質的な手取りに近い数字です。
マイキー嫁だいたい月22万じゃ会社員の手取りと変わらないよね



意外と大したことなくてスミマセン
【月別データ公開】稼げる月・落ちる月の実態
ジャンクせどりは月によって大きく変動します。2025年の月別実績がこちらです。
月別の実績はこちら
| 月 | 売上 | 粗利 | 粗利率 | 営業利益 |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 159,001円 | 101,301円 | 64% | 48,136円 |
| 2月 | 335,828円 | 224,305円 | 67% | 180,797円 |
| 3月 | 436,176円 | 285,708円 | 66% | 248,200円 |
| 4月 | 205,241円 | 133,752円 | 65% | 86,996円 |
| 5月 | 641,748円 | 351,001円 | 55% | 316,061円 |
| 6月 | 528,148円 | 218,110円 | 41% | 168,602円 |
| 7月 | 392,148円 | 228,422円 | 58% | 202,914円 |
| 8月 | 290,006円 | 159,221円 | 55% | 133,713円 |
| 9月 | 261,097円 | 152,677円 | 58% | 135,169円 |
| 10月 | 422,907円 | 245,150円 | 58% | 195,642円 |
| 11月 | 583,099円 | 318,889円 | 55% | 275,889円 |
| 12月 | 1,060,204円 | 657,665円 | 62% | 614,157円 |
2025年の年間収益はこんな感じで、年末である12月が全体の数字を押し上げました。



12月以外が極端に少なくない???



前年度(2024年)の在庫販売分を含んでません
細かい説明は割愛しますが上記の表には前年度に仕入れた商品の数字、友人・知人の不用品販売を加味していないので、実際の収支はもう少し多いです。
年度の中盤から終わりまでに数字がだいぶ収れんされてくるので、2025年後半の月粗利がだいたい実態に即したイメージになります。
- 仕入れは週に1~2回
- 清掃、商品撮影、梱包は外注さんによる作業で週に1~2回
- 春休み1週間、夏休み1か月半、冬休み3週間
外注さんのお子さんの夏・冬休みにともなってお仕事を手伝ってもらえない間、仕入れはセーブしていた一方で、販売は止めていませんので発送や購入者対応などはしていました。
その他このタイミングで自宅や倉庫の片づけ、大型商品の梱包や発送などもしているので、いわゆる完全なオフという状態ってじつはあまり無いんですよね。



海外旅行中くらいだけかもしれません
とくに国内の旅行やキャンプなど、ハイエースで行ける範囲なら「ただ行って帰る」ということがもったいなく感じて、ついつい旅先やキャンプ場の周辺にハードオフがあるか?をもれなくセットでチェックして帰り道に仕入れをしています。


ポイント①12月が圧倒的
12月の売上は106万円で年間の約20%を占めます。年末の買取需要・ギフト需要・フリマアプリの活性化が重なる時期で、ジャンクせどりとの相性は最高です。この時期に良い在庫を抱えておくことが、年間収益を底上げするカギです。
ポイント②1月は仕込みの月
1月の売上は159,001円と年間最低水準。ただし粗利率は64%と年間最高水準です。件数が少ない分、一件一件を丁寧に選んでいることが数字に表れています。1月は「無理に売らずに安く仕入れる月」として割り切るのが正解です。
ポイント③6月は粗利率41%で異常値
6月だけ粗利率が41%と極端に低い。振り返ると、この月は家電の大型仕入れ(仕入れ値が高かった)が重なりました。売上は出ても利益が薄い案件が混在した結果です。仕入れ単価の管理を徹底する必要があると反省しています。
メルカリShopsの存在感がUP
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間合計 | 割合 | ||
| 販売件数 | メルカリ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 3 | 9 | 8 | 7 | 7 | 4 | 8 | 50 | 19% |
| メルカリshops | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 7 | 3% | |
| ヤフオク | 6 | 11 | 19 | 12 | 31 | 18 | 13 | 7 | 6 | 9 | 24 | 42 | 198 | 76% | |
| Amazon | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 5 | 2% | |
| 合計 | 6 | 13 | 19 | 14 | 33 | 21 | 23 | 15 | 13 | 20 | 29 | 54 | 260 | 100% |
- 販路はヤフオク、メルカリ(Shops)、Amazonとその他(割合7:2:1)
- 12月は在庫処分のためヤフオク1円スタート、50個以上を販売
- 不要品はリサイクルショップやスクラップ屋さんの買取を利用
せどらーデビューした2018年から2020年くらいまではAmazon販売が大多数を占めていましたが、2021年から本格的にジャンクせどりにシフトした結果、ヤフオク販売がメインになってきています。
Amazonはジャンク品の販売がNGなので、この流れは必然でしょう。



Amazonは小口出品者に切り替えました
その一方でそれまでほぼ力を入れていなかったメルカリおよびメルカリshopsの販売比率がじりじり上がってきています。販路の開拓と実績作りとして今後も力を入れていくつもりです。
2025年、高粗利額BEST2の実例公開
年間260件の中でも、特に利益が大きかった案件を実例として2件紹介します。「ジャンク品なんて儲かるの?」という疑問への、いちばんわかりやすい回答がこれです。
🥇 第1位:RIMOWA オリジナルチェックインL|粗利139,200円


| 仕入れ先 | BOOKOFF SUPER BAZAAR |
| 仕入れ値 | 6,600円 |
| 売上 | 162,000円 |
| 粗利 | 139,200円 |
| 粗利率 | 85.9% |
RIMOWAのスーツケース(オリジナルチェックインL)をBOOKOFF SUPER BAZAARの店内で発見。外装にキズありの現状扱いでしたが、ファスナー・ホイール・フレームは完動品。クリーニングして出品したところ162,000円で落札。
キズありって書いてあるけど、ちゃんと転がるし鍵もかかるし……



RIMOWAのスーツケースは奥さんから教えてもらったんですよね
RIMOWAはブランド品の中でも「多少のキズは折り込み済みで買う」ユーザーが多く、ジャンク扱いでも高値がつきやすいジャンルです。仕入れ6,600円→売上162,000円、粗利率85.9%という数字がすべてを語っています。
🥈 第2位:Technics SL-1200 limited|粗利135,120円


| 仕入れ先 | ハードオフ |
| 仕入れ値 | 3,300円 |
| 売上 | 153,800円 |
| 粗利 | 135,120円 |
| 粗利率 | 87.9% |
キャンプの帰路にハードオフのジャンクコーナーで発見。棚の中でゴロっと3,300円の値札が貼り付けただけの状態。その場で本体記載の型番を確認し、スマホで「Technics SL-1200 limited」と検索、相場は15〜20万円。



発見した瞬間、指が震えましたよ
ジャンクチェックコーナーで電源を入れると普通に回転。針圧・アームも正常。動作品として出品し153,800円で即落。手数料等を引いても粗利135,120円、粗利率87.9%。
Technics SL-1200はDJ用ターンテーブルの定番機種で根強い需要があります。特にlimitedモデルは希少性が高く、動作品なら相場が安定しています。ジャンクコーナーに眠っていた理由は「前オーナー(またはハードオフ)が相場を知らなかっただけ」という典型例です。
このときの道志村キャンプ記事はこちらです。


✅ ジャンク、現状扱い(=相場より大幅に安く仕入れられた)
✅ ブランド力・希少性があり、需要が安定している
✅ 外観不良だが機能は正常(その場で確認できた)
✅ スマホで即相場確認できた
260万円を支えた仕入れ戦略のポイント
2025年の実績を振り返って、数字を作った要因を整理します。
①「ジャンク品」に絞ることで粗利率が上がる
年間粗利率58%は、通常の中古せどりでは出しにくい数字です。理由はシンプルで、ジャンク扱いのものは相場より安く仕入れられるから。動作確認さえできれば、「ジャンク→動作品」の変換で大きな利ざやが生まれます。
②音響・映像機器に特化している
仕入れの中心は旧AV機器(VHS・Hi8・miniDV・レコードプレーヤー・ラジカセ等)。このジャンルは「動作品が少ない=希少性が高い」「コレクター・レトロ需要が根強い」という特性があります。相場の知識と動作確認スキルさえあれば参入障壁が高く、価格競争に巻き込まれにくいです。
③巡回ルートを固定して「目利き」を磨く
埼玉・千葉方面のハードオフ・BOOKOFF・WonderREX等を週1〜2回、最大10店舗を巡回しています。同じ店を繰り返し回ることで、「この店は何曜日に入荷する」「このエリアはAV機器が多い」という情報が蓄積されます。勘ではなく、積み重ねた観察の結果です。
その他、友人知人や家族関係の不要品回収などもやっていて、売り物にならないガラクタはリユース買取なども利用してみました。


「せどり」と「転売」の違いって?物流に貢献しているかどうかです


ぼくなりの「せどり」と「転売」についての見解を図解にしました。
というのも先日、10年以上ぶりに会った友人に「ところで最近なにやってんの?」と聞かれたんですよね。



えーっと……転売ヤー???
旧知の友人に近況報告のほか、初対面の人に自己紹介するときも当然のように職業もワンセットで伝えることが多いんですが「ジャンクせどらーです」と言っても5人に1人くらいしかせどりの意味を理解してもらえません。



ジャンクせどりは物流に貢献している側です(断言)
まとめ!ジャンクせどりは「知識×行動量」の掛け算
2025年の年間実績をまとめます。
- 売上531万円・営業利益260万円・粗利率58%
- 12月は単月で全体の20%を稼ぐ季節性あり
- RIMOWA(粗利139,200円)・Technics SL-1200(粗利135,120円)など、1件で10万超えの案件も複数
- 年260件、平均単価約2万円のコツコツ積み上げ
特別なツールも、大きな資金も必要ありません。必要なのは「ジャンルの相場を知っていること」と「足を使って巡回すること」。それだけで年間260万円の営業利益が出ています。
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