※こちらの画像は先日eBayで落札した200Aではありません
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マウンテンシティ
3台の200Aをお掃除した
お掃除したのは画像の左3台の200Aです。
まずは200Aについての機械的な知識もそんなにないのでとりあえずは簡単にススを払ったり、ウェットシートみたいなものでゴシゴシ、ブラシで汚れをある程度落としてみました。
どれもやっぱり汚れてはいますが、なぜでしょう、古いものなのに「きたない!さわるのもイヤ!」みたいな気持ちはいっさい起こらず、むしろ磨いていくことで少なからず輝きを取り戻すさまをみているとなんだか楽しい気持ちになってきます。
「たぶん、これが10年前のウォシュレットだったならこんな気持ちは起こらんだろうな」
それが長い歴史を経て、海を越えてわが家に届いたビンテージランタンという商品だとお掃除しているだけでこんなワクワクする気持ちが起こるものなんだなと。
なんだか不思議だけど幸せな嬉しい気もちが沸き上がってくるのを実感していました。
お掃除完了!果たして点灯するのか!?
1台づつホワイトガソリンを注入し、新しいマントルも取り付けてポンピングをしてみます。
「キュポ、キュポ」
おお、ちゃんと圧力も掛かっている!問題なさそうだ、ありがとうjp4466h!(eBayの出品者)
ライターの炎をから焼き済みのマントルに近付け、そーっと燃料バルブを開きます。。。
「おっけーい!!!」
ひとり、歓喜の声が部屋に轟きます。
しかし、油断は禁物です。
このあとしばらくは点灯させておき、安定した光量が保てるかがポイントです。
(えらそうにいってますが、ほぼ素人)
かたわらに200Aを置き、タバコを一服しながらときおりランタンを眺めます。
「いいじゃないか・・・この雰囲気、これぞビンテージランタンって感じだよな」
悦に入りながらタバコをもみ消していると視界の端のランタンからもうひとつの光が見えました。
「ん?」
ランタンを凝視すると燃焼バルブ付近からもうひとつの炎があがっています。
「え?なにこれ?なんでこんなところから火が出てんの?あ、そういえば!?」
じつは、ポンピングしている最中、左手でタンクを握りながら右手でシュコシュコとポンピングしていたのですが、左手に若干の液漏れを感じてはいたのです。
ですが、うきうき気分に歯止めが利かなくなっていたぼくはそのままポンピングを完了させ、液漏れの記憶はどこか遠くに吹き飛んでしまっていたのです。
「バカだ、おれ。。。」
後悔とじぶんの愚かさが複雑に入り混じった感情とともに溢れてくるランタンの燃焼バルブからあがる炎への恐怖。
「あちっ!あーちっ!」
近くにあったウェスで燃焼バルブを閉めつつフーフーと炎を消しにかかるその姿はさぞかし滑稽だったことでしょう。
どうにか火事はまぬがれました。
「あぶなかった。。。あれ??」
完全に鎮火したランタンですがベンチレーター(ランタンの傘の部分)の色が赤色から濃いエンジ色の様に変わっています。
「なにこれ?さっきのファイヤーで焦げたのこれ??」
まだ冷静になりきれていないぼく、もうひとつの失態を犯します。
先ほどのウェスでベンチレーターを掴みました。
「うあちっ!あーちっ!。。。あ!!」
おもいっきりウェスのあとついた。。。
しかもこのウェス「ナイロン製」。そりゃ焦げます。
「バカだ、おれ。。。」Part2
このあと必死で磨きましたよ、キッチンのシンクで重曹ぶっかけてゴシゴシ30分くらいやりましたかね。
ちょっと重曹が付いてますがこれは拭き取ればOK。
どうにか元の通りのベンチレーターになってくれました。
あまり浮かれて冷静さを失うとあぶないよ、という教訓のおはなしでした(笑)
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