【昇仙峡オートキャンプ場】全サイトAC電源とWi-Fiも付いて夫婦で4,900円、平日休める人は最高

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Image from Gyazo引用元:なっぷ

夏キャンプは暑さだけでなく湿気と不安定な天候で案外難易度が高い、というのがいまのところのぼくの結論。そのほかにも虫が嫌いな人にとっても厳しい季節だし、謎のハイシーズン価格もあるし7月~9月のキャンプはあまりおすすめしていない。初心者は尚更避けるべき。ただし夏のBBQで仲間とワイワイ好きな人を除く。

そんなわけだから2024年の2月、真冬の平日ど真ん中に「なっぷ」でも割と評判が良さげだった山梨県の昇仙峡オートキャンプ場で2泊3日のキャンプをしてきたのでレビューしていく。

アクセス

  • アクセス方法:
    • 車の場合: 中央自動車道を利用し、双葉SAスマートICから約30分。
    • 公共交通機関: JR甲府駅からバスでアクセス可能。

キャンプに行くのにあまり公共交通機関を利用することはないと思うんだけど、グループキャンプとかで現地集合する場合もあるから参考まで。うちもクルマ1台で行きたいときは友人と現地集合したりしてる。

この日はクルマにテントやキャンプ道具を積み込んで埼玉の自宅を出たのが午前10時。平日恒例の首都高渋滞を抜けて中央道に入り、現地着は午後1時。途中でトイレ休憩とスーパーでの買い出しもしてるので実質の運転時間はだいたい2時間半くらい。ぼくは6時間くらいならぶっ通し運転することもあるから余裕。

昇仙峡オートキャンプ場、施設は★★★★☆ ロケーション★★★☆☆

7番林間サイト
  • 昇仙峡オートキャンプ場の特徴:
    • ぐるっと山々と自然に囲まれた静かな環境。うちの7番サイトからは畑が垣間見えるが特に気にならない。山だけ眺めてればちゃんとキャンプしてる感はある。
    • レンタル品が充実。冬キャンプの弱点は寒さ対策のために持っていく荷物がどうしても増えてしまうことだけど、ここは利用できる設備や暖房器具が多い。当然有料。
  • 施設情報:
    • トイレは温水洗浄便座で、シャワー、炊事場も温水が出る。2022年に出来たキャンプ場なので水回りも綺麗。トイレと炊事場は2か所づつあるのでどこのサイトからも比較的アクセスは容易。
    • 全サイト「白州砕石」という水はけの良い地面。雨が降ってもテントが汚れにくいらしい。うちは雨に見舞われなかったので不明。ペグはいつもの鋳造ペグでOK。スノーピークのエリッゼステークも良いらしい。うちは最初のタフドームテント購入のタイミングで村の鍛冶屋を買って、そのまま買い足しながらなんだかんだ合計で何十本も持ってる。

トイレや炊事場、シャワーなどの設備は新しいけど、シャワールームは物置みたいなステンレスの箱みたいなところで女性は若干の心配があるかもしれない。鍵はあるけど防音性は皆無っぽい。うちは使わなかったけど「シャワー浴びないで寝るとか無理」って人のほうが多いと思うからありがたく使ってほしい。キャンプの雰囲気はサイトによって左右されてしまうと感じた。

各サイトの構成、アクティビティ

引用元:昇仙峡オートキャンプ場公式HP
  • サイトはざっくり3種類、すべてAC電源完備:
    • 林間サイト→緑・青の番号のサイト、料金安め、うちは青7番で「平日限定お得プラン」を利用
    • 星空ひろばサイト→赤の番号のサイト、料金お高め、少し高台になった位置なので見晴らし良さげ
    • 星空はなれサイト→水色の番号のサイト、料金お高め、現地を見てないので不明

予約するには「なっぷ」からオンライン予約が可能。サイトの位置、広さによって料金はまちまちなので確認推奨。

アクティビティ

うちはキャンプと観光は完全に別物として考えてるから今回も特になし。2日目に日帰り温泉に行ったくらい。キャンプ場の受付で割引券がもらえたからここに行った。浴室もサウナも大きくないけど、施設も設備も新しく清潔で、汗を流してゆっくり風呂に浸かるには十分だった。平日の午前中だったからかガラガラで存分に利用することができた。

真冬キャンプはコロナストーブが最高
  • 冬キャンプの寒さ対策:
    • 石油ストーブがあると寒さについての懸念は吹き飛ぶ。スクリーンタープやDODのカマボコテントだと幕内の温度は20度を切ることもなく、調理などで動きまわると汗ばむほど。ストーブの上にヤカンを乗せておけばお湯も沸かせるし、汁物料理の温めにも使えて灯油を燃やすエネルギーのおかげで1台2役。
    • 電源サイトなら就寝スペースにホットカーペットを敷く。地面からの底冷えを軽く凌駕して朝まで寒さで目が覚めることもない。
  • 暖房使用時の注意点:
    • 石油ストーブの燃焼には一酸化炭素が発生するので十分注意が必要。こんなことで万が一事故があったら死んでも死にきれない。使用時は一酸化炭素チェッカーは必須。うちはテーブルの上にひとつ、もうひとつ天井フックにひっかけて使用してて、さらにテントの出入り口を半分以上開放してる。いのちだいじに。

就寝時にストーブを消すのは当然なのに、ちょこちょこ薪や石油ストーブでの事故は起こってて、たぶん酔っぱらってそのままにしてしまったり寒さに耐えられずつけっぱなしで寝たりする人がいるんだと思う。あんまりこういう言葉は使いたくはないんだけど、くれぐれも自己責任で。

昇仙峡オートキャンプ場2泊3日まとめ

灰捨て場に3日間で使用した薪の燃えカスを投入
  • Wi-Fiが最高:
    • 天候に恵まれたおかげもあってすこぶる快適。7番サイトは一番端っこで他の人が来なかったこともあって騒がしいこともなく、周囲を気にせず3日間過ごすことができた。Wi-Fiも飛んでるので持ってきてたノートPCでダラダラとYouTube見たり、たまに仕事のメールチェックしたりで通信環境があるだけでこうもキャンプの過ごし方が変わるのかと驚いた。
  • 平日・日祝のソロ&デュオ専用プランが至高:
    • 1泊2,900円と1,000円/人の財布に優しい料金設定。ソロなら3,900円、デュオ=2人なら1泊4,900円。うれしい、安い、大好き。

それとうちは今回、【インスタ映え】薪+薪棚セット【約10束分】、というオプションを付けたんだけどこちらは1,500円。といっても10束分の薪ってけっこうな量。うちの焚火はいつも1泊で2束くらいの量を使うんだけど、今回はそんなペースではとても使いきれなくて、2日目の夜にガンガン燃やしまくってやっと使い終わった。2泊とはいえデュオでのキャンプに薪10束は多すぎだった、という結論なんだけどキャンプ場で調達できる薪が10束1,500円って正直かなり破格。わざわざ道中のホームセンターとかで買い出ししてクルマに積む手間もなく、じつにありがたいオプションサービスだった。

Image from Gyazo

2泊3日でキャンプ場で支払った料金は実に合計11,300円。ひとり1泊あたり2,825円でさらに薪がついてくる結果となった。薪なしなら2,450円で電源とWi-Fiも使い放題となり、水洗トイレもお湯のシャワーも使えてリフレッシュできるわ仕事もできちゃうわで、山梨県のキャンプ場を選ぶ際の候補の最右翼としてうちのお気に入りに追加したことをここにお知らせする。

昇仙峡オートキャンプ場
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